CAN アンカー3号

どこの骨董市でも よく見かけるもの。

厚手のガラスで、ちょっと大振り。

価格は300円~500円くらいと手頃なのでよく売れる品である。

「そのコップ、ください」と お客さんから声がかかると、店主はきまって「このCANですか?」と聞き返す。

「カン???」

「ほら、底にCANて書いてあるでしょ」

そう、底には “73 CAN アンカー3号” とエンボスされている。

店主曰く 「これは戦時中、金属が無い時代のカンの代用品。 言ってみれば、缶詰用のビンってとこかな」

私は横で 「ホントかい??」と聞いている。

そしたら、先日 このアンカー3号ビンのラベル付を手に入れた。

ラベルには「マーマレート 製造元 沼津食品株式会社 アンカー3号 」とある。

下のシールには「一等合格之証 日本食料壜詰工業組合聯合会」の証紙。

このラベルにより これはコップではなく食品が入っていたことが確認できたけど、

今でもジャムやマーマレードは瓶詰めで売っているし、果たして缶詰の代用品という説は正しいのかな??

そして 蓋はどんなだったのかな??  ・・・気になるところです。

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CAN アンカー3号 への2件のコメント

  1. まっちゃん より:

    突然にすみません。
    鎌倉の海岸でガラスの底『アンカー3号 73(CAN)』を拾い、ブログに掲載しています。
    控えめなリンクを貼らせていただいております。
    問題ありましたら連絡願います。できればご容赦のほど・・・お願い致します。

  2. 器や より:

    「まっちゃん4649のビーチコーミンブ入門」は拝見しました。
    楽しいブログですね!

    ブログリンクの件は了解です。