作成者別アーカイブ: 器やの女房

先日の業者競市でごくごく普通の湯呑が登場。「フクちゃんの絵とか企業もののロゴがついているかな？？」と手にとってみた。　 「なあ～んだ、フクちゃんもいないし変な漢字が書いてあるだけ・・・。しかも作りが粗悪。」　買う気は全くなかったのになんとなく気になって、いつの間にか声を出し買ってしまいました。 店に戻ってじっくり見たが、ホント出来の悪い湯呑である。そして漢字も変。意味不明・・・？？ これがその湯呑。フクちゃんの湯呑とよく似た形で４面に漢字がある。 たまたま今日、先輩（年配）骨董屋のＫ氏が遊びに来たので見せてみた。 「おー、これはすごい。ここに金属類回収記念　長野縣と書いてあるでしょ。これは戦時中金属不足のため国中から金属類を供出させたから、そのお礼として配ったものだな。ほら、八紘一宇って書いてあるしね。」　 やっぱり先輩は昔のことをよく知っていた。 「八紘一宇？？？」　戦後生まれの戦後教育を受けた私には初めての４文字熟語。　八紘一宇（はっこういちう）とは第２次世界大戦中に大東亜共栄圏建設の標語のひとつとして用いられたそうだ。　　 こんな粗悪な湯呑から今日は歴史の勉強をしました。　ウンウン、買ってきてよかったな～。 １個５００円で販売中。

「味の素」ファンの皆様、お待たせいたしました。 戦前の箱付き、ラベル付き、おまけに中身入りの「味の素ビン」が入荷しました。 会社名が「味の素本舗株式会社鈴木商店」の時のもの。 調べたところ、この会社名は昭和７年１０月～昭和１５年１１月まで使用していたようです。 写真のとおり　箱もラベルもいい状態！！きれいです。　　もちろんビンの底には漢字で「素の味」としっかりエンボスが入っています。 同じ時代の缶があったので並べてみました。

いろいろな商品が入荷しました。　今日はその中から戦前のカブトビール木箱とゼンマイでくるくる廻るブリキ製の猫のおもちゃをご紹介します。 カブトビールの木箱 戦前ビールの中で一番人気はなんと言っても「カブトビール」です！ 今はないメーカーだからでしょうか、コップやジョッキも入荷するとすぐに売れてしまいます。 戦前のビール木箱もいろいろと取り扱いましたが「ふた付カブトビール」は初めて。 状態も抜群！！ ふたに描かれている「兜」の絵がなんとも凛々しいではありませんか。 この木箱のふたはひもどめだったようで、右側に２箇所、左側に１箇所ひもを通す穴があいています。（左側のひもが１本だけ残っていました） . . 私のお気に入りは「猫グッズ」。　 今回入荷したのはゼンマイでくるくる廻るブリキ製の猫のおもちゃです。 ゼンマイの状態もすこぶる良好！！　写真のように動いていない時も可愛いけど、やはりくるくる廻ると可愛さ倍増ですね。 . ＊１０月１１日（火）１２日（水）はお店はお休みです＊　

先日の横浜アリーナ骨董アンティークフェアにブルーとピンク色のフライングスワンを数点持参しました。 フライングスワンはブルー色のものが一般的で一番数多く作られていたようです。ピンクとイエローはあまり見かけないですがこちらも素敵ですよ！　当店所有のピンクとイエローを２点ご紹介。 ピンクフライングスワンのシュガーポットとミルクピッチャー 裏印　　M－NIPPON 上手な絵付師の作品です。（写真上でクリックすると写真が拡大しますのでとくとご覧ください。） エナメルビーズの色は紺色一色となっております。 . イエローフライングスワンのバスケット型ディッシュ 裏印　　M－NIPPON イエローはあまり見かけないですね。作られた数は非常に少ないのではないでしょうか。 こちらのエナメルビーズはピンク一色となります。 . . レアなので絵付け部分を拡大してみました。 絵付師の技量が試される作品ですね。

２０１１年１０月４日（火）５日（水）　横浜アリーナ骨董アンティークフェアに出店しました。 当店の催事出店はこの横浜アリーナと骨董ジャンボリーのみ。　横浜アリーナへの出店は今回が６回目となりました。 開店前の様子 はい、商品がきれいに並びました。 . . . 室内の骨董祭にはオールドノリタケやバカラも並びます。 横浜アリーナでは毎回ヒットする商品が異なるため、いつもなにを持っていこうかと悩むのですが・・・・　 今回はホーロー看板がたくさん売れました！ ご来場のお客様、そして何より当店にてお買い上げいただいたお客様に感謝・感謝です！！　　　ありがとうございました。　次回２月もよろしくお願いいたします。

今度の日曜日（１０月２日）は富岡八幡宮骨董市、そして１０月４日（火）５日（水）は横浜アリーナ骨董アンティークフェアへ出店します。 そのため１０月１日（土）は１０：３０～１５：００の営業。　そして１０月２日（日）～６日（木）までお店は休業となりますので宜しくお願いいたします。 骨董市出店の準備、あァ～　まだなにもしてないィ～～。　どうしましょう・・・。 店内をぐるっと見渡し・・・　「そうだ、この菓子ビンでももっていくとするか。」 ◎気泡いっぱいのレトロな菓子ビン◎ 価格　　sold out 高さ　　３５ｃｍ　（蓋の上まで） 胴回り　６８ｃｍ　（ムムッ、なんか見覚えのある数字・・・？？？）

静岡護国神社も台風１５号の被害を受けていました。 参道中央あたりに木々が倒れており、これにはビックリ！！　蚤の市に出店して９年目になりますが、こんな事は初めてです。 台風が上陸した浜松から来ている業者は向えの家の屋根が吹き飛んでいまったと言うし、静岡市内でも停電が長いことあったと言うし、店の看板が風でどこかへいってしまった、倉庫が壊れたetc・・・と、業者仲間の会話はいささか被害報告会となっていました。 そんな中、やはり防災グッズをすばやく並べていた店はよく売れていましたね。 「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので気温もぐっと下がり秋らしいよいお天気でしたが、ご来場のお客様は３連休でどこかへ遊びに行っていまったのかいつもより少なめでした。 午後の時間帯は特に暇。　そのためでしょうか、先輩骨董屋のT君はビクター犬と同じポーズでお昼寝～＃％^^ 器や店主も負けじと「たぬき」ポーズでお昼寝してましたが・・・。

掛け花の収集にはまっています。 きっかけは由比にある「あかりの博物館」の梁にある大量の掛け花を見て「面白いなぁ」と思い、収集癖に火がついてしまいました。 業者せり市や親しい同業者から分けてもらい１年かかってこれだけ集まりました。 お店の壁に並べて毎日ニンマリと楽しんでいます！ 「その掛け花、いくらですか？」と聞くお客様は皆無。 聞かれたら「これは非売品です。」という言葉を用意しているのですが・・・。 ９月２３日（祝）は仕入れのため、１０：３０～１５：００　の営業となります。 また、９月２４日（土）２５日（日）は静岡護国神社蚤の市に出店します。ご来場よろしくお願いいたします。

自宅の庭にはメダカを入れたこね鉢が大小合わせて１１個並んでいます。 メダカ鉢のホテイアオイにきれいな花が突然ぱっと咲きました。（そういえば今年初めて節電対策で植えたゴーヤも突然ボコンと大きなゴーヤが生っていましたが・・・。） そしてホテイアオイの蘭のようなこの花は２日目にはもうしぼんでしまいます。 . 朝の時間はのんびりとメダカと遊んでいるのですが・・・。 そこへちびっこギャング（野良の子猫）が登場。　可愛い！ 「見るだけだよ。食べちゃダメ！！」 . . 猫を飼ってみたいけど、留守がちなので今は無理。 かわりに猫の人形をたくさん飾って我慢としますか。。