東海道ウォーク 小田原宿~箱根宿その③

4月6日の箱根の山越え。しんどかったためか、見所満載だったせいかプログもその③になってしまいました。 「七曲りの坂」で苦戦した続きです。

猿滑坂をやっとの思いで登りきったらまた坂が出てきました。

追込坂(おいこみざか)です。

追込坂はさっきまで登った坂に比べると傾斜のゆるい坂道でした。 

ガイドブックによると、この先に「甘酒茶屋」があるとの事。 もうひと踏ん張りだ。

ありました、「甘酒茶屋」。

最近建て替えたようで、広くてきれいな萱葺き屋根の建物でした。

横に広い駐車場があり、店内は車で来た大勢のお客様で繁盛してました。

同席した女性がなにやらおいしそうなものを食べてました。 

聞けば、「これは黒ゴマきなこ餅。私はここに来たらこれしか食べないの。」と言ってたので、「それなら私も」と黒ゴマきなこ餅を注文。(450円)

夫は「甘酒茶屋なんだから甘酒を飲まないと話にならないよ。」と甘酒を注文しました。(400円)

お餅、美味しかったで~す! 欅のお盆もGoodです!(職業柄、つい気になって・・)

15:15~40までここで休憩。

甘酒茶屋で休憩し、力餅を食べたので体力がすっかり回復しました。

まだまだ上り坂がこれでもか、これでもか・・と続きます。

於玉坂(おたまざか)→白水坂→天ヶ石坂。ここを登りきると箱根東坂の頂上になります。

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少し歩くと、箱根馬子唄の碑があった。

「箱根八里は馬でも越すが こすに越されぬ大井川」

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最後に現れた坂が権現坂(ごんげんざか)。

この坂は元箱根までの下り坂なので楽チン楽チン!

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とうとう元箱根に到着しました。

時刻は 16:20。 小田原駅より 25,731歩。

元箱根の町は静まりかえっていました。 観光客は見当たらないし、そのためかほとんどのお店が閉まってるような感じ。 

箱根の観光案内板は日本語に加えハングル・中国語で書かれており、震災前は韓国や中国からの観光客でさぞかし賑わっていたことでしょう。 原発事故も早く解決して、安全で平和で美しい日本に戻ってほしいものです。

芦ノ湖に面しているところに「賽の河原(さいのかわら)」という色々な石仏やお地蔵さんが並んでいる不思議な場所がありました。

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賽の河原ってなんだろう???

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賽の河原の解説立札(写真内をクリックすると拡大します)

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さぁ、宿まであと少し。

芦ノ湖に沿って杉並木の中を進みます。

ふたりとも花粉症ではないので気持ちよく歩けましたが、花粉症の人には違った意味で「たまらない^^」並木道でしょうねェ。

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さて本日の締めくくり、2007年に完全復元された「箱根関所」の中を通過。

16:45 27,745歩

夕方だったせいか誰一人おらず、出女の私はフリーパスで通れました。

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ようやく今夜のお宿、「夕霧荘」に到着。

17:05 28,637歩

「箱根越えも楽勝だったね!!」 さっきまでのへたばってた自分を忘れて満足感いっぱいの二人でした。

まずは温泉にゆっくり浸かって疲れをとり、

そして夕霧荘のお料理に舌鼓して、

ビールと日本酒をいっぱい飲んで、

熟睡。

さぁ、明日は三島まで歩くぞ~!!

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東海道ウォーク 小田原宿~箱根宿その③ への2件のコメント

  1. 月島の(癒されたい)マドンナ より:

    箱根越えお疲れ様でした。
    旅に同行した気分、温泉に入った気分、美味しいお料理を食べた気分~♪
    心もほんわかしてきました。
    旅のつづき楽しみにしています。

  2. 器や より:

    箱根は宿泊を伴ったためか小旅行気分で楽しかったです。
    自然やいろいろな人とのふれあいもあったしね。

    まぁ、無理せずにのんびりとやっていこうと思ってます。