カテゴリー別アーカイブ: 東海道ウォーク

甲州街道スタート

江戸時代の五街道のうち、東海道(往復)・中山道を踏破したので、今回は甲州街道にチャレンジです。 甲州街道は日本橋から下諏訪までの街道。 まぁ、のんびりと行きましょうか・・・。 2015年3月17日(火) 東京駅より日本橋に向って、 見えてきました、五街道の起点、お馴染みの「日本橋」。 さぁ、甲州街道スタートです。 丸の内では長年勤めた会社の本店前に立ち寄り、そこから皇居お堀の回りを歩きます。 桜田門→半蔵門、半蔵門で左折し四谷方面に向います。 四谷駅前に「四谷見附門石垣」。石垣の先には双葉学園、左手には上智大学。 さらに進むと 新宿御苑手前に「四谷大木戸跡」(左写真) 都内でも歩いて回るとこんな碑が残っているのね。 ぶらタモリの気分! いよいよ最初の宿場「内藤新宿」です。 甲州街道よりちょっと入った新宿2丁目にある「太宗寺」にはこんな大きなお地蔵様がいました。 江戸六地蔵尊のひとつ。 こんな繁華街の中で江戸時代よりずっと庶民の安全を祈っているのですね。 新宿駅南口を過ぎて、高速道路高架下、国道20号線(甲州街道)に沿って歩きます。 京王線も平行して走っています。 明大前で昼食をとり、桜上水(下高井戸宿)、八幡山(上高井戸宿)と進みます。 仙川を過ぎたところ、キューピーマヨネーズの大きな時計が目を引きました。かわいいね!!(当店にも55cm人形が2体いるけど) そしてつつじヶ丘駅で本日は終了。 日本橋→つつじヶ丘駅 約22km 36,443歩のウォーキングでした。(都心のウォーキングも楽しかったです!!)

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薩埵峠ウォーキング

ウォーキング初心者3人を連れて薩埵峠を歩いてきました。 今回は年配の初心者といっしょなので、のんびり・ゆっくりのウォーキングです。 薩埵峠は気軽に誰でも歩けるハイキングコースとして整備されています。 以前はこの辺りも山肌の細い土道でしたが、今は階段状になっていて転落防止の柵も設置されています。 . 本日のコース  (スタート)興津駅=薩埵峠=由比宿=蒲原駅(ゴール) このコースですと富士山を眺めながら歩けます。 今日は曇り空でしたが、富士山がくっきりと見えました。 暑くも寒くもない今の季節はウォーキングには1番よいですね。 . ほどなく「危険です!!足元に注意」のロープを張った区域が。 あー、ここですね、台風18号で土砂崩れになったのは。 薩埵峠のハイキングコースの道は大丈夫でしたが、道のすぐ下から崩れていました。 下の方を覗いてみたら JRの線路がきれいに補修されていました。 . 東海道五十三次の街道の中で風光明媚の場所と言えばここが1番でしょう。 富士山の眺めもさることながら 駿河湾を眼下に見てのこの景色が大好きです。 海の上には東名高速道路(東名唯一のシーサイドコース)、手前には国道1号線が走っていますが、そのむこうに広がる景色はとても雄大です。   由比宿本陣近くの「桜えび茶屋」で昼食をとり、蒲原駅まで歩いて終了。 連れの3人はかなり足にきていたようですが、また一緒に歩きましょうね!! 歩数 2万歩のお手軽ウォーキングでした。    

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御嶽山遥拝所(中山道)

御嶽山の突然の噴火で多くの登山者の方々が被害に遭われ、深くお見舞い申し上げます。 登山はやらないので山のことは全くわからない私ですが、中山道を歩いた時に「御嶽山遥拝所」という場所が2ヶ所あったことを思い出しました。 御嶽山は古くから信仰の山だったようです。 京都から日本橋を目指して和宮さまと同じコースを進んでいくと 寝覚の床がある「上松宿」と木曽町役場のある「福島宿」の中間、 JR木曽福島駅の手前約3kmあたりに 神戸村の「御嶽山遥拝所」があります。 石の鳥居は文政4年建。   御嶽遥拝所の脇にある案内板を見ると 御嶽山遥拝所は四方にあり、 「北は長峰峠、 西は三浦山 東は鳥居峠、 南は(此の)神戸村」 と記されています。 中山道沿いは鳥居峠と神戸ということで、鳥居峠を歩く時も見落とさないよう気をつけて歩きました。 鳥居峠は古い町並みが保存されている奈良井宿の手前にある峠。 昨年10月29日、紅葉が見事の中を歩きました。 木曽義元が峠の頂上から戦勝祈願のため御嶽山を遥拝し、見事勝利したのでここに鳥居を寄進したと伝えられています。 また峠の頂上に鳥居があることから「鳥居峠」と呼ばれるようになったとか。 当日はあいにくの雨で御嶽山は遥拝はできませんでした。

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ゴールもうすぐ 中山道ウォーク

京都三条大橋を2013年3月5日に出発した中山道ウォークは ゴールの日本橋まであと2日となりました。 2014年9月2日(火) 晴天の中、行ってきました。 鴻巣→7.2km→桶川→3.7km→上尾→7.8km→大宮→4.9km→浦和 (23.6km・44,750歩) 今回のコースは街中のほぼまっすぐな道をたどります。 各宿場は商店街となっていて古い建物もわずかながら残っていました。 鴻巣市産業観光館「ひなの里」 鴻巣は江戸時代より雛人形の産地。人形町には雛人形店がたくさんありました。 「ひなの里」にお人形の展示があったので寄って見学してきました。 お人形の年表とともに各時代の雛人形、そして土人形が展示されていました。 一番目を惹いたのは、こちらの「享保雛」 江戸時代の雛人形です。とてもいいお顔してるでしょ。「好きだなぁ!!こういうの。」 鴻巣の天神土人形を何体か扱ったことがあるので、係り人に「天神様はありませんか?」と聞いてみましたが、「?・?・?・天神はないですね」とあっけないお返事が。 鴻巣天神土人形は地元でもメジャーじゃなかったのかしら?? . 鴻巣から (間の宿)北本宿を過ぎて歩いていくと 街道沿いに「不二家」がありました。 屋根の上には 巨大なペコちゃん、ポコちゃんが。 いやぁー、こんな大きなペコポコ人形見たことないなぁ。  江戸時代の雛人形もステキだけど、現代のペコポコもカワイイ、好きです。 大宮宿は氷川神社の門前町として賑わったところ。 寛永5年(1628年)までは参道が中山道だったので今回は古い中山道を歩いてきました。 参道は約2km、ケヤキの並木道が続きます。ビル街を歩くより、こちらを選んで大正解。終盤で疲れも出ていた中、とても気持ちよいウォーキングができました。 . さて、来週はいよいよ最終節、浦和から日本橋です!

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新春初歩き

正月2日は新春初歩き。 正月休みで帰省している息子が父母の歩きっぷりを見てみたいというので、親子3人で近場の東海道薩埵峠を歩いてきました。 コースは興津宿→薩埵峠→由比宿→JR蒲原駅までの約14km 天気は快晴 風のなく、ぽかぽか日和の青空の中でのウォーキング、歩き初めには最高の日でした。 興津川を渡ると、水辺には白鷺が20羽くらい気持ち良さそうに遊んでいました。 . 東海道一の名勝「薩埵峠」からは 富士山がきれいに望めます。 青空と、駿河湾の海原に、富士山。 遠くには三保の松原と、伊豆の山々。 今日はこの素晴らしい景色を見ようと大勢のウォーカーが訪れていました。また薩埵峠は車でも上がれるので峠の駐車場を満車状態。 「初日の出をここから見たらすごいだろうなぁ」と思ったけれど、早起きの苦手の我が家族にはたぶん無理なことでしょう・・・。 そして、由比宿本陣近くの「さくらえび館」で、由比の名物のさくらえびのかき揚げ天のおそばを食べて、新春初歩きは無事終了。  

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中山道 和田宿②

11月22日は「いい夫婦の日」だそうです。 今週の中仙道ウォークでは「とってもいい夫婦」に出会いました。 姫木平のペンションサイレントスノーのオーナー夫妻です。 中山道のガイドブックでは和田宿の宿泊は本亭旅館と書いてあるので予約の電話をしたところ、2年前に閉鎖。 ペンションサイレントスノーが本亭にかわって中山道を歩く旅人を受け入れてくれていました。 和田宿まで送迎をしていただき、大変お世話になりました。 オーナーから中山道和田宿周辺についても詳しく説明していただき、また、奥さんのお料理もボリュームたっぷりでとても美味しかったです! オーナーは美ヶ原スキー学校の校長とのこと。 お手本にしたいようなステキなご夫妻でした。 * * * 今回の中山道ウォークのおまけ話を2つ。 *岡本太郎も驚嘆したという「万治の石仏」* 諏訪大社下社晴宮の裏手、田んぼの中にある高さ約3mもある石仏です。 こんなの初めて見た! (顔が昔の上司に似ていたけど。。) 願い事を心の中で念じながら3周回るとかなえられるというので「和田峠を無事に越えられますように」とお願いしながら3周回りました。 *和田宿のバス停* バス停に、こんな茅葺屋根の待合室が! 1つだけじゃないですよ。 和田ではすべてのバス停に一風変わった待合室があるのです。 サイレントスノーのご主人に聞いたところ、和田では各地区に50万円ずつ交付して、好きな形の待合室を設置したそうです。 すごいなぁ、和田宿。 都会では考えられない話。 格子戸の四角い建物もあったけど、やはりこの茅葺屋根のが一番インパクトがありよかったです。 * * * 歩いていて毎回思うことは・・・「中山道は楽しい!!」

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中山道 雪の和田峠越え

3連休を利用して、2泊3日で中山道の続きを歩いてきました。 今回のハイライトは 中山道最大の難所といわれる「和田峠」越えです。 1日目は塩尻駅をスタートして、塩尻峠を越え、諏訪大社でお参りし、下諏訪宿の温泉旅館で1泊。 気候温暖な静岡に比べて長野県は底冷えする寒さ。 それもそのはず、朝起きたら雪が舞っているではありませんか! 天気予報では「晴れ」の予報だったのに~。 台風が続いて延び延びになってしまい、こんな季節に和田峠を歩くことになってしまったことが悔やまれます。 雪もすぐ止むだろうと信じて歩き始めました。 道路標識では 気温0℃。 標高930m。さぁ、標高1600mの和田峠を目指して進みましょう。 国道142号線から中山道古道(土の道)に入ったころには雪も止み、透き通るような青空となりました。 でも油断は禁物! 雪で滑ります。 道幅の狭い上り坂、踏み外したら崖から転がり落ちてしまいます。 1歩1歩踏みしめながら、ゆっくりと進みましょう。 途中で和田宿から歩いてきたという60代位の男性とすれ違いました。そして20分ほどしたら今度は20代位の男性とすれ違いました。 すれ違う時はいつも言葉を交わすのですが、この「すれ違い」がすごくよかったです。 1つにはこのまま歩いていっても大丈夫だという確認ができたこと。そしてもう1つは新雪についた足跡がガイドかわりになりました。 宿をスタートして4時間。和田峠山頂に到着。山頂は禿山で広場のようになっていました。 風が強くて寒いッ! さぁ、今度は下りです。 いつもだったら 体重が味方してくれる得意な下り坂も、この日ばかりは上りより下りの方が苦戦。 というのは、道が凍っていてツルンツルンと滑ってしまうのです。 江戸時代のゴツゴツした石畳、現代の再生した平らな石畳・・・いずれも凍っているので危険・危険!  ビーナスラインを3回渡る(横切る)のですが、ここも凍ってるし、トラックも通るから危険・危険!!  滑らないように、転ばないようにと注意しながらのウォーキングはいつもと大分違いました。(私は結局2回転んでしまいましたが・・) 下りも4時間ほどかかり、なんとか無事に和田宿に到着。 雪道の和田峠越えはきっと後々まで中山道ウォークの思い出に残ることでしょう。 和田宿にある旅館「本亭」は2年前に閉めてしまったとのことで、姫木平のペンションサイレントスノーのオーナーがここまで迎えにきてくれました。途中、和田宿にある町営の「ふれあいの湯」に寄っていただき、冷たくなった体を温めて帰りました。(とてもいい温泉でした) 本日の歩数: 35,202歩

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中山道 須原宿~上松宿

青春切符の期間中に頑張らねば・・・と、中山道を歩いてきました。 今回は、中山道69次のうちの39番目須原宿から38番目上松宿までの12.6kmです。 お天気に恵まれ、そよ吹く風もさわやかで、とても気持ちよく歩けました。 前回同様、木曽川・JR中央線・国道19号線に沿って歩きます。 中山道はJRと国道により、道が分断されてしまったためトラックや車が行き交う国道を歩かなければならないのですが、集落がある箇所は昔の道が残っており、できる限り古道にこだわって歩きました。 写真は高台の木曽古道を歩いている時撮ったもの。 眼下に木曽川・国道・JRが見えます。 古道を歩いていた先で、「腰の曲がったおばあさんが道を横切った」と思ってよくよく見たら、なんとお猿さんでした。 進んでいったら、たくさん出てきて、「キーキー」鳴いてなにやら人間が来たのを仲間に知らせているようでした。 30匹くらいはいたかなぁ。 襲われないかとちょっと怖くなりましたが・・・。   上松宿に入った辺りから、右手にきれいな山が見えたので 近くを歩いていた地元のおばさんに尋ねたら、「あれは木曽駒ケ岳ですよ。駒ヶ根の方からはロープーウェイで登れます。」と教えてもらいました。 木曽駒ケ岳  2956m .   本日の昼食は、上松宿の名物手打「寿命そば」をいただきました。 ここ越前屋さんは創業寛永元年で、日本で3番目に古いお蕎麦屋さんらしい。(1番、2番はどこなんでしょうか?) 私は「そばと五平餅定食」1,250円、夫は「そばとおにぎり定食」1,200円 一応、名物は食べておかないと後悔するからね。 越後屋さんの向えにある「臨川寺」の庭から「寝覚の床」に入っていきます。(入場料200円) ここは「浦島太郎の伝説」があり、いただいたパンフレットに「なぜこんな山の中に浦島太郎伝説があるのか・・・」と解説してありました。(興味のある方はパンフレットをお読みください) また、宝物館には浦島太郎の釣竿なるものもあり、もちろん見てきましたよ! さてさて、本日のハイライトは「寝覚の床」です。 ガイドブックで見て知ってはいましたが、やはり実物は「すごい!!」の一言。 なんでこんなになったのかしら??? 異次元の場所に来たような不思議な空間でした。 本日の中山道  23,040歩

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中山道 三留野宿-野尻宿-須原宿

「この暑さでは たまらん!」と延ばし延ばしになっていた中仙道ウォーキング。 まぁ、気温が下がる見込みはないので、少しでも駒を進めたく、頑張って行ってきました。 8月19日  気温34℃(道路の気温表示) 本日のコースは・・・三留野宿(南木曽駅)→9.2km→野尻宿→7.2km→須原宿 行きの電車(5時間)・ウォーキング(昼食・休憩を含む)(6時間)・帰りの電車(6時間) 電車に長く座っていたので、足よりもお尻の方が痛くなりました(笑) 木曽川です。 今回のコースは この木曽川とJR中央線に沿って歩きます。 気温34℃と暑い日でしたが、川の流れと山の緑に励まされました。 8月も終わりに近づいたためか、心地よい風も吹いてきたりして。   中山道・木曽路といえば、馬籠、妻籠、奈良井宿が有名ですが、今回歩いた宿場も昔の情緒が残っていてとてもよかったです。(こういう町並みを歩けるのは通しで歩いている醍醐味ですね) 須原宿には、豊富な湧き水をヒノキの大木を刳りぬいた水槽にあふれさせる「水舟」というのが街道沿いに何箇所かあり、見つける毎に飲ませていただきました。(冷たくって美味しかった!! ご馳走様でした) 今回も楽しく歩くことができました。  中山道、いいですよ!!

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木曽路はすべて山の中

京都三条大橋をスタートした中山道ウォークも いよいよ木曽路に入りました。 山の中を街道、宿場が続きます。 馬籠宿の高台より 恵那山を望む。 が、恵那山は雲に隠れてうっすらとしか見えませんでした。     今夜のお宿は 馬籠宿の但馬屋さん。 街道ウォークでは 情緒たっぷりなお宿も楽しみのひとつです。 宿泊客6組のうち、3組は外人客(欧米人)にちょっとビックリ。 一番若い女の子にお国を尋ねたらドイツから来たとのことで、古い街道は素晴らしいって言っていました。 中山道は、江戸の面影が残っていて東海道以上に楽しいです!!(アップダウンは厳しいけどね)

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